インカレロード2020

 

前日は川野に運転してもらい、苗場でいつものルーティン。やはりこれが最高。近くの峠に走りに行ったが、思ったより長くて頂上までたどり着かずに折り返した。調子は良さげ。

 

 

 

 

当日はいつものレンチン白米などで補給はOK。そのままcscへ行き、雨が強かったので試走はせず最初の方は車の中でゼッケン貼りなどをしながら過ごす。

 

その後オイルを塗り、ローラーで心拍を上げて温めてから試走。水溜りの位置などを確認しながら、体が冷えないようにペース上げめで。この時点では特に寒いとかいう感覚はなかったので、本番装備はジャージに上だけ長袖インナーを着ることに。

 

しっかりトイレを済ませ、やや後方右側で整列。ローリング中は怒号が飛び交ってて怖かったが、右側がスカスカだったので位置を上げ、真ん中より少し前方でスタート。その後は下りの列が伸びたところで左側にシフトし、前回の反省を生かして下り区間ではスカスカの左側からスルスル抜いて足を使わずに先頭が見える位置まで上がってこられた。コーナーもみんなゆっくり下っていたので問題なく行けた。

 

1周目はペースが速かったと言っている人が一定数いた中、余裕を持って走れたのは位置取りが上手く行ったことが大きい。その後の2、3周目もたいしてペースが上がらなかったので、1周目と同じことの繰り返しで難なく前の方でこなせた。

 

しかし3周目を過ぎてからだんだんと手の感覚が無くなり、変速やブレーキが上手く出来なくなった。そのせいで下りで躊躇してしまい、位置を上げられず。その後足の感覚も無くなってきて、体が動かなくなって(今までに味わったことのない感覚だったので上手く言葉に出来ない)、上り区間の始まったところ辺りで完全にストップしてしまい、その後は凍えて心臓破りに入ったのも分からない(直に「寒い!」と叫んだのだけは覚えてる)まま、とにかく早くカイロか何かを手にしたい一心で走ってた気がする。

 

ゴール後はサポートのみんなに助けてもらって、ストーブお湯車内暖房でなんとか回復した。過去に味わったことのない寒さだった。

 

 

 

 

まず寒さ対策について、試走の時点では全く寒いと感じてはいなく、逆に谷口のオイルのおかげで汗をかくくらいの感じだったので、インナーのみで行けると思っていた。この寒さを考えるとシューズカバー、レッグウォーマー、レインジャケット全て着るべきだっただろうが、それをしても耐えられたかは分からない。

 

問題は、やはり自分の実力(寒さ耐性も含めて)である気がする。今年は梅雨の間外で走りまくっていたため雨の走行には慣れていると思い、実際コーナリングなどは余裕を持って出来たが、冬場の雨の厳しさを舐めていた。次にこういう状況のレースがいつあるか分からないが、今回の経験を忘れずに、最大限の防寒対策をして、それでダメだったら実力が足りないと諦めるしかない。宇佐美さんが仰っていた人間的なタフネスもまだまだ足りていないく、それをどう培って行けばいいか正直分からないが、取り敢えず冬場も寒いとか言わずに沢山乗り込んでいこうと思う。

 

 

 

 

地脚については、今年は自粛期間であったが何故か例年より一回り走行距離と強度を上げることができ、ロードレースにおいても自分の中で成長できた年だと思う。特に苦手だったインターバルを少しだけだが克服していけたのが良かった。

 

しかし、全国のトップレベルがとても遠いことを直近2レースで感じさせられてしまった。だが、去年の自分はインカレの完走すら目指そうと思っていなかったので、新しい目標というかテーマが見つかっただけでもプラスに考えたい。

 

取り敢えず来年は、インカレで完走したい。まずは落ちてしまったベースとFTPを上げる練習をして、来シーズンで今年より一回り大きな成長を遂げられるように準備する。プラスで来年はクリテが再開されると信じて、筋トレやスプリントでパワーと技術を冬の間につけ、昇格を狙いたい。

 

 

 

 

取り敢えず冬場は去年の大磯のエキスパートDNF&引退した三宅さんに負けたリベンジをしなくてはならないので、それをモチベに頑張ります。

 

 

 

 

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(わいを探せ)